外用薬
*

レチノイン酸(イソトレチノイン)

レチノイン酸はビタミンAの一種で、海外ではシミ・しわ・ニキビなどの治療薬として大変ポピュラーに使われている外用です。
誰でも人は、体内にレチノイン酸がわずかに流れているので、抗原抗体反応やアレルギー反応を起こすことはありません。
レチノイン酸は、オイルや軟膏にはとても混ざりやすく、その次にクリームに混ぜやすく、ジェル基剤で作るのには技術が必要です。
しかし、ジェル基剤のレチノイン酸は、同じ濃度のクリーム基剤よりも 5倍肌の中へ浸透し、オイルや軟膏基剤のものに比べると 10倍以上浸透しますので、 同じように塗っていても、かなり高い効果を出すことができます。

レチノイン酸の働き・効果

・ 表皮の細胞に働きかけて細胞をどんどん分裂させ皮膚の再生を促すことで、2週間ほどで表皮が置き換えられます。
古い角質が剥がれて角質層は薄くなりますが、表皮はふっくらと厚くなります。
・ 皮膚の新陳代謝を活発にし、沈着しているメラニン色素を押し出します。
・ コラーゲンを生成する線維芽細胞に直接働きかけ、コラーゲンを増生しますので小じわが改善され、お肌にハリが生まれます。
・ 皮脂腺の働きを抑え皮脂の分泌を抑えてくれるので、オイリー肌の改善につながります。
また、肌表面の余分なものを取り除き、毛穴をふさいでいる角栓が剥がれやすくなりますので、 今あるニキビの治療とニキビのできにくい肌にしていく予防との両方の効果があります。
・ お肌の老化の進行を防いで、本来の健康な若々しい皮膚に近づけていきます。

適応症状

・ニキビ
・老化のシミ
・肝斑
・そばかす
・色素沈着
・あざ
・小じわ
・たるみ
・脂性肌
・肌の老化予防

レチノイン酸の反応

使用後2~3日後から、薄皮がポロポロはがれてきたり、赤み、ひりつき等の症状がでますが、これはレチノイン酸の効果によるものですので、問題はありません。
症状の出方には個人差がありますので、その方に合わせて使用方法や濃度を変えていきます。
しかし、この症状はそのまま使用を続けるうちに、少しずつ治まってくることがほとんどです。

※ご使用上の注意